人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2023.02.28
みどころ
パンツをなくして困っていたしろくまさんのお話『しろくまのパンツ』の発売から10年。今度は相棒だったねずみさんがパンツをなくしちゃったみたい!?
……ということで、ひとまわり小さなサイズになって『ねずみさんのパンツ』の登場です! 今回も、パンツ型スリーブケースをぬがしてから絵本を読んでくださいね。すると、ねずみさんがパンツをなくして困っているところから、お話がはじまりますよ。
「どうしたの?」
心配してやってきてくれたのは、しろくまさん。なくしたパンツを見つけるために、ふたりは一緒に探しに行きます。最初に見つけたのは、どんぐりマークのチェックのパンツ。
「これ ねずみさんのパンツ?」
「ううん ちがう」
パンツの形をした型抜きページをめくると、あっと驚くパンツの持ち主があらわれます。そうかそうか、確かにお似合いです。次はおほしさまのパンツ、レースのパンツ、ちょっとぬれたパンツ(!)……次々にパンツとその持ち主が登場します。でも、ねずみさんのパンツはいったいどこ?
活動20周年を迎え、ますます大活躍のtupera tuperaさんの最新作は、かわらぬ細部へのこだわりと遊びごごろにあふれた型抜きしかけ絵本。持っているだけでも嬉しくなる装丁ですが、もちろん読めば子どもたちはあっという間に夢中になってしまうはず。シリーズ2冊、合わせて楽しんでくださいね!
この書籍を作った人
亀山達矢(1976年三重県生まれ)と中川敦子(1978年京都府生まれ)によるユニット。 絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、空間デザイン、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(学研教育出版)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、第24回けんぶち絵本の里大賞 大賞、「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年にやなせたかしさんの遺志を継いで創設された、第1回やなせたかし文化賞の大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授。
オシャレ
オシャレなパンツがたくさん出てきます! 誰のパンツか。。穴あきのページをめくると持ち主が履いている絵が出てきます。 しろくまのパンツを読んでいたので、最初から何となくオチも想像していたのですが。。それだけじゃなかった! それにしても、みんなオシャレなパンツなので、オシャレパンツで気分上げるのもいいなぁと思いました。
(ピーホーさん)
進化したパンツ
『しろくまのパンツ』の続編ということで、今度は一緒に探してくれたねずみさんが主人公。 またまた、パンツがなくなったという案件。
今度はしろくまさんが一緒に探してくれるのが、いい感じです。 あれこれパンツを見つけますが、それぞれ持ち主アリ。 ここの部分が穴あき仕掛けになっており、パンツの形がフォーカスされていて愉快です。 バラエティ豊かなラインナップに盛り上がります。 続編ということで、
ラストのオチは想像できたのですが、 意外や意外、さらに進化した展開に脱帽です。 そう、ねずみさんだからこそ!
今回は図書館で借りましたが、ちゃんと付属資料としてパンツ付きで貸出してくださり、 その英断に感謝です。
(レイラさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
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