のりもの好きな子大集合!
グッズ
2023.04.12
今年2023年で出版50周年を迎える絵本『からすのパンやさん』。絵本作家かこさとしさんの代表作の一つであり、お父さんやお母さんが子どもの頃からずっと変わらず愛され続けてきた絵本でもありますよね。
なんといっても、ユニークな形をしたパンがずらりと並ぶシーンが印象的。一方で、さまざまな難関を乗り越えていく、仲の良い家族の姿も、人気の秘密なのです。そんな「からすのパンやさん一家」が描かれた食器の新シリーズが登場しました。今回はなんと、パンよりも和菓子やご飯が似合いそうな「和食器」!? どんなデザインになっているのでしょう。
税込価格: ¥825
世代をこえ圧倒的人気を誇るロングセラー絵本『からすのパンやさん』が、集めたくなる和食器になりました。
丸い小皿に描かれているのは、子どもたちを温かく見守るお父さんとお母さん。可愛らしい小ぶりなサイズなので、お醤油や前菜、生菓子などを上品にのせるのに使えます。食卓以外に、クリップなど小物の定位置として使ってもいいかもしれません♪食洗機・電子レンジ対応なのもうれしいポイントです。
【サイズ】直径95mm
【素 材】磁器
【生産国】日本
※食洗機・電子レンジOK
お父さんとお母さんの優しい目線のその先には……? いい表情です。
裏面にもしっかり一家の姿が。
からすのパンやさん和食器 小皿(ファミリー)
税込価格: ¥825
こちらの丸い小皿に描かれているのは、お馴染み、パンやさんのお父さんとお母さん。そして間に小さな子どもたち!
からすのパンやさん和食器 小皿(こどもたち)
税込価格: ¥825
今度は、子どもたちだけで。 オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃんですね。
和菓子が良く似合うサイズとデザインです。大人のお茶の時間にもぴったりですよね。
3枚セットで揃えたくなりますね。
からすのパンやさん和食器 角小皿
税込価格: ¥990
世代をこえ圧倒的人気を誇るロングセラー絵本『からすのパンやさん』が、集めたくなる和食器になりました。
角小皿でぱんやさん一家と一緒に描かれているのは、家族仲良く作ったユニークなパン! どれもかわいくて、おいしそうで、あこがれた方も多いのでは?おかずやちょっとしたお菓子を取り分けたり、日常で使用頻度が高い小皿。お気に入りの柄だと、普段の食卓がより楽しくなりそうですね。食洗機・電子レンジ対応なのもうれしいポイントです。
【サイズ】133×133×15mm
【素 材】磁器
【生産国】日本
※食洗機・電子レンジOK
小皿よりも一回り大きなサイズで、食卓でも大活躍してくれそうです。パンの絵と和食器の組み合わせが不思議だけれど、なんだか雰囲気ぴったり。
からすのパンやさん和食器 茶碗
税込価格: ¥935
世代をこえ圧倒的人気を誇るロングセラー絵本『からすのパンやさん』が、集めたくなる和食器になりました。小ぶりでシンプルなデザインのお茶碗なので、性別を問わず使えます。プレゼントにも喜ばれそう。食洗機・電子レンジ対応なのもうれしいポイントです。
【サイズ】直径105×55mm
【素 材】磁器
【生産国】日本
※食洗機・電子レンジOK
お椀の中には、元気な子どもたち、オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃんの姿。
ポイントになっている絵は、やっぱり「パン」。
なんだかご飯が美味しく食べられそう。子どもたちの食卓にぴったりなセットですね。(※マルチカップは、順次発売予定です)
みどころ
いずみがもりの木の上には、みんな、からすのうちがあり、
その中くらいの木に「からすのパンやさん」のお店がありました。
そして、その「からすのパンやさん」のうちに四羽のあかちゃんが生まれました。
オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。
お父さんとお母さんは、優しく大事に育てました。
でも、彼らのおうちはパンやさん。とにかく忙しいのです。
朝早くから起きて、パンを作り、お店の掃除をし、お客さんにパンを売り。
その合間にあかちゃん達をあやしたり、抱っこしたり。
おっぱいをあげたり、おしめをとりかえたり。
そのうちに、お店がちらかってきて、お客さんも減っていき…とうとう貧乏になってしまいました。
それでも、子どもたちは元気に育っていきます。
お店で売れなかったパンやこげたパンなどは、みんな子どもたちのおやつになります。
そのおやつパンが、まわりの子どもたちの間で評判になり、みんなが買いにくることに。
そこで、「からすのパンやさん」は一家総出で沢山のパンを作ります。
とっても素敵な、変わった形のパンばかり。
かにパン、うさぎパン、パンダパンにはじまり、バイオリンパン、テレビパン、じどうしゃパンまで、何と80種類以上!
香ばしいにおいが森いっぱいに広がり、パンやさんは…大フィーバーです!!
発売から40年以上。絵本作家かこさとしさんの代表作の一つと言えるこの絵本。
何と言っても圧巻は、見開きいっぱいに描かれたユニークなパンの数々。
子どもたちは、こうして並べたものを見るのが大好きなのです。
一つ一つを見ればどれも工夫された形になっていて、眺めていて飽きることがありません。
かこさんの絵本は、いつだって子どもたちの好奇心を刺激してくれるのです。
そして、かこさんの絵本はユニークなだけじゃありません。働く家族の姿を、ありのまま描きます。4人の子育てをしながら、自分たちのお店を切り盛りをしていくのは大変なこと。それでも一家は明るく力強く乗り切ります。読んでいるパパやママの方だって元気をもらっちゃいますよね。「からすのパンやさん」が大繁盛していく様子は、40年経った今でも決して古く感じることはありません。
さて、久々にこの絵本を開いたなら、ぜひ最後のかこさんの言葉を読んでみてくださいね。
この作品に込めた思いが述べられ、最後にこう言います。
「もう一度からすたちの表情をみて笑ってください。」
この書籍を作った人
加古里子1926(大正15)年福井県武生町(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめた。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障がい児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補習校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行った。『だるまちゃんとてんぐちゃん』『かわ』(福音館書店)、『からすのパンやさん』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)など、500冊以上の児童書の他、『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。土木学会著作賞、日本科学読物賞、児童福祉文化特別賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、川崎市文化賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞、東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞。