2月に発売された『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』(ほるぷ出版)ですが、この連載ではその発売の感動と喜びを伝えさせていただきました。ですが、本は発売して終わりではありません。売れ続けなくては皆さんの手に届くチャンスがなくなってしまいます。ということで、ほるぷ出版広報&営業チームの皆様とタッグを組みながら、今後しばらくは「販売日記」として更新を続けていきたいと思います。お付き合いいただけたら嬉しいです。
こちらは、オンライントークイベントを開催してくださった丸善丸の内本店様が先陣をきって『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』フェアを開催してくださった時の店内の様子です。大きな看板に「絵本は自由だ宣言」のパネルまで。さらに年齢ごとに登場する絵本を並べてくださっています。
こうして見ると、それぞれの絵本の魅力やパワーを改めて感じずにはいられませんよね。知っている絵本でも、思わず手にとって中身を改めて読んでしまうのではないでしょうか。
※フェアは現在終了しています。
丸善京都店様もフェアを開催してくださいました! ロングセラー商品を入れ替えながらの展開。貴重な場所を上手に利用しながら、とっても魅力的なコーナーにしてくださっています。
※フェアは現在終了しています。
こちらは、有隣堂横浜西口店様のフェア棚です。多くのスペースを取るのが非常に難しい中、こんなに素敵なコーナーを作ってくださいました。担当の方の「推しの絵本」も伝わってきてワクワクします。
※フェアは現在終了しています。
続いてエスカレーター脇の中央棚に大きく展開してくださっているのは、ジュンク堂書店三宮店様。この、年齢別にたっぷり棚を使ったダイナミックなフェアはすごいですね!
愛すべき絵本に囲まれて、『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』も嬉しそうです。ジュンク堂書店三宮店様のフェアは現在開催中! お近くにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。
出版社からの内容紹介
「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。
赤ちゃんは宇宙人!?〈0歳と絵本〉/何かを言おうとしている〈1歳と絵本〉/たくましくって、奥深い〈2歳と絵本〉/空想と現実が溶け合って〈3歳と絵本・前編〉/自分と相手が同時に見えてくる〈3歳と絵本・後編〉/自分の感情をもてあます〈4歳と絵本・前編〉/彼らは小さな探求者〈4歳と絵本・後編〉/でも、どこかで信じている〈5歳と絵本〉/あの子は、私。〈6歳以上と絵本〉/大人だってわかっていない〈大人と絵本〉/子どもみたいに絵本を読む〈続・大人と絵本〉など。(本書「もくじ」より一部抜粋)
本書のタイトルである「『はじめて』という言葉には、生まれてはじめて絵本を目にする赤ちゃんはもちろんのこと、はじめての育児に向き合おうとしている方、さらにはじめての絵本を読む瞬間の喜びを感じる全ての読者の方へ向けて、という意味も込められています。今まさにどんな絵本を選ぼうか迷っている方から、絵本の世界をもっと深く知りたいと思っている方まで、広くこの本を手にとっていただけたら嬉しいです。」(本書「はじめに」より一部抜粋)
絵本と子どもの関わりを長年観察してきた著者ならではの気付きや発見は、一度は「子どもに絵本を」と意気込んだものの、いつの間にか「絵本離れ」をしてしまった人の背中をも力強く後押しします。本書を読めば、絵本がもっと楽しくなる!子どもがもっと愛おしくなる!さあ、あなたも絵本を探しにいきませんか。
装幀・絵は三浦太郎さん。ロングセラーから新刊まで約180点の書籍をオールカラーで収録。選書リスト・コラム・本書のための書きおろし原稿を加えた充実の一冊です。年齢ですぐに開ける便利なインデックス付き。「子どもの本」の人気連載「絵本と年齢をあれこれ考える」の待望の単行本化。
営業部長のお話では、次回秋のフェア展開に向けて鋭意準備中、とのこと! また皆さんが見かける機会が増えるかもしれません。この本を長く愛してくださるチームに感謝の気持ちでいっぱいです。次回は広報関連のご紹介予定、こちらもお楽しみに!
この書籍を作った人
1974年、愛知県生まれ。絵本・児童書情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本の紹介やコンテンツページの企画制作・インタビューなどを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と自身の子育て経験をいかし、絵本ナビのサイト内だけでなく新聞・雑誌・インターネット等の各種メディアで「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。著書に『ママの心に寄りそう絵本たち』(自由国民社)、『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』(ほるぷ出版)、監修に『父母&保育園の先生おすすめの赤ちゃん絵本200冊』『父母&保育園の先生おすすめのシリーズ絵本200冊』(ともに玄光社)がある。