のりもの好きな子大集合!
児童文学『ブックキャット ネコのないしょの仕事』が、第35回読書感想画中央コンクールの指定図書(小学校高学年の部)に選定されました。
ミュージカル「キャッツ」の原作者にインスピレーションをあたえたという実在の黒ネコをモデルにした、第二次世界大戦下のロンドンが舞台のネコの物語です。どうぞ、あなたのイメージを描いてみてください。
出版社からの内容紹介
ミュージカル「キャッツ」の原作者に
インスピレーションをあたえた
実在の黒ネコをモデルにした、
第二次世界大戦下のロンドンを舞台にした
ネコの物語。
第二次世界大戦下のロンドン、
空襲の最中に駅のホームで生まれた
子ネコのモーガン。
母と妹と3びきでくらしていましたが、
爆撃でひとりぼっちになってしまいます。
のらネコとして生きていたモーガンは、
ふとしたきっかけで
出版社フェイバー・アンド・フェイバー社に
すみつくことになり、
出版社を訪れる作家たちをより分け、
夜はネズミから紙を守るための番をする
〈ブックキャット〉として仕事をするように。
モーガンは、近所ののらネコたちにも、
食べ物を分けあいます。
そして、空襲の続くロンドンから
子ネコたちを疎開させるため、
自身が身につけた〈ブックキャット〉のスキルを
教えはじめたのです…。
挿絵がたっぷりはいった心あたたまる物語。
かつて英国のフェイバー&フェイバー社に実在した
黒ネコのモーガンを主人公にした、
ネコ好きはもちろん、そうでない人にも
おすすめの読み物です。
この書籍を作った人
ケンブリッジで本に囲まれて育つ。オックスフォード大学を卒業後、助産師の仕事をはじめる。退職後、2 人の息子と過ごすなかで子どもの本への情熱を再燃させ、作家の道へ進む。作品に「ふたりはなかよし マンゴーとバンバン」シリーズ(徳間書店)、『ブックキャット ネコのないしょの仕事!』(徳間書店刊)、“Building a Home” などがある。ロンドン在住。