絵本紹介
2023.12.14
みんなはどんなカップねこを想像する?お湯を入れて3分待ったら出てくる「カップねこ」を想像を膨らませて楽しんじゃいましょう!
みどころ
「カップねこ」
と聞いて、どんなねこを想像しましたか?
私が想像したのは、ねこのカレンダーなんかでよく見かける、マグカップに入っている小さくてかわいらしい子ねこ。
でも、この絵本に登場するカップねこはぜんぜん違いました。
気になる方は、まずは「のら」と書いてあるカップ麺のようなカップにお湯を入れて3分待ってみてください。すると、出来上がりましたよ、カップねこ!
これがまた、ガツンとパンチのある味……ではなく、表情をしたねこ。そんなインパクトの割には、手のひらに乗るほどのコンパクトさ。
ギャップ萌えというやつでしょうか。かわいい。
ちなみに、3分待って出てきたねこは、3分経つとカップに戻っていきます。そのときの姿はカップ麺によく入っている乾燥かまぼこみたい。うーん、不思議すぎる!
カップねこは色んな種類があるので、どんどん開けてみましょう。
3分より早く開けるとどうなるのか、逆に遅く開けるとどうなるのか、はたまた激辛スパイスを追加したら?
一体どんなねこが出てくるのか気になりますよね。
その答えは絵本の中。予想を裏切る展開が待っているかも!
この書籍を作った人
東京都出身。 主な絵本に『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』 (以上、ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『いきものとこや』(アリス館)、『42本のローソク』『ありがとうございます』(以上、冨山房インターナショナル)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『にじゅうおくこうねんのこどく:二十億光年の孤独』(谷川俊太郎・詩/小学館)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『焼けあとのちかい』(半藤一利・文/大月書店)など多数。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版) で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。 日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブぺインティングを行っている。
ねこだいすき!
ねこが大好きなこどもが選びました。 この本ではカップラーメンのように、お湯を注ぐとねこがカップから出てきます。 うちのこどもは、登場するねこになりきってニャーニャー言いながらページをめくっていきます。 ねこ好きにはたまらなくかわいいです。 ぜひねこがすきな人に読んでもらいたいです。
(メガネちゃんさん)
すごい発想!
「カップねこって何だろう? カップに入るのが好きな猫のことかな?」なんて思いながら読み始めたらビックリ! お湯を注いで3分待つと猫が出てくるカップだなんて! しかも、どのカップねこも驚くほど個性豊か。どちらかというとブサかわいい感じですが、猫好きにとってはどの子もたまらなくキュート。私も、戸棚にカップねこを常備したいです。
(miki222さん)
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