人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
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絵本紹介
2023.12.14
みどころ
大好きなたまごやき、うーん、おいしい!
でもこのたまごやき、食べちゃったら、いったいどこへ行くんだろう……?
「知りたければ、今すぐこの列車に乗ってくださーい!」
パパの合図で走り出したのは「からだたんけんれっしゃ」。口に入った食べ物がどうなるのか、体の中を探検します。
「くちのなか」駅でたまごやきを荷台に載せたら、いよいよ出発進行!
まず列車は「しょくどうトンネル」を真っ逆さま、ジェットコースターみたいに通過。
辿り着いたのは「いぶくろ」駅です。不思議な液体が降る駅、荷物が全部ドロドロになるまで2時間以上も停車するって!もうたまごやきであったことすら、わからない……。
続く「しょうちょうせん」「かんぞうターミナル」駅、「だいちょうほんせん」と、この先どんな探検が待っているのかな?
いざ子どもに説明するとなると難しい、消化や排泄のしくみ。
列車に乗って体の中を進んでみると、その流れ、とってもわかりやすいのです。経路もイラストで示されているので、今、自分の体のこのあたりかな?なんて想像してみるとさらにおもしろい!食べたものがどんなふうに分解されるのか、体の機能や細胞、さまざまな菌がどんな働きをしているのか。知るほどに不思議で、体がまるでワンダーランドのように感じられます。
くちのなか駅を出発したたまごやきは、最後はうんちとなって終点に到着、そしてトイレへーー!ああスッキリ、楽しかったな!
からだたんけんれっしゃは年中無休、いつでも動いていることが健康のあかし。列車の運行が自分の体調を知る大切なバロメーターになることも、絵本を通して子どもたちに伝えていきたいなと思います。
食育にも!
体の中に入ってどのように食べ物が体の中を通っていくか見れてしまう素敵な絵本。これは子どもたちが食べることの大切さを学べる良い絵本だと思いました。今どの辺にいるのか、も描かれているのですごくイメージしやすくていいと思いました。食べるのが大好きな子にも、食の細い子にも、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
(ピンクちゃんさん)
おもしろく分かりやすい
体の仕組みや役割を、おもしろく分かりやすく教えてくれる絵本です。 これまでにも体の仕組みを教えてくれる書籍や絵本を読んだことはありますが、この絵本は今まで以上に理解しやすい内容でした。 食べ物の滞在時間をそれぞれの内臓ごとに教えてくれるのも、良かったと思います。 親が子どもに内臓の仕組みを教えたい時に活躍しそうな、効率の良い絵本です。
(めむたんさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
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