「想像もしなかった発想から大胆にビジュアル化」をキャッチコピーに、2014年の発売以降、3冊が発売されている「現実の大図鑑」。どのページにもアッと驚く写真やイラストが満載のビジュアル図鑑です。今回は、編集を担当した小島卓さんに、「現実の大図鑑」誕生秘話や、海外との共同印刷のときに生じるアクシデントなど、制作中のエピソードを伺いました。
●あなたはどれから、目を奪われたい? 「現実の大図鑑」シリーズ紹介
●「現実の大図鑑」シリーズの魅力
1.最新のデジタル技術を使ったイラストと写真で、難しい内容も一目瞭然で理解できる!
2.身近なものから、今まで知らなかったことまで、新たな発見がある!
3.小さいお子さんにも理解できる内容と、大人も満足できるボリュームで、家族みんなが楽しめる!

●第1弾! 『信じられない現実の大図鑑』
- 新訂版 信じられない現実の大図鑑
- 編:DK社
監・訳:増田 まもる - 出版社:東京書籍
地球上の水は全部集めたらどれぐらい? 地球上の氷河と氷床が全部溶けたら陸地はどれぐらい沈む? 大ピラミッドの重さは巨大なビル何個分ぐらい? サハラ砂漠の一番大きい砂丘の高さはどのぐらい? 世界では1時間に何人の人が増えている? 木星は中に地球が何個ぐらい入る? …など、 数字やテキストだけではピンとこない、宇宙や地球、生命、先端技術の驚きの現実を、究極までわかりやすくしたビジュアル比較型大図鑑。
「太陽の大きさは?」
「水はどれだけあるか?」
●第2弾! 『まぎらわしい現実の大図鑑』
- まぎらわしい現実の大図鑑
- 著:アンドレア・ミルズ
監訳:増田 まもる - 出版社:東京書籍
『信じられない現実の大図鑑』のシリーズ第2弾。 「ホウレンソウを食べると強くなる?」 「人間は脳の10%しか使っていない?」 「ラクダのコブの中は水?」 「ハチは一度刺すと死ぬ?」 「トマトは果物である?」 「夕焼けの翌日は晴れ?」 「ビルの上から落としたコインが頭に当ったら死ぬ?」など、 “あれっ、ホントだっけ? ウソだっけ?”となりがちな真偽が微妙な説をとりあげ、詳細でわかりやすい図版でその真実を明らかにしていく図鑑です。 前巻同様、とくに子どもが興味と驚きをもって幅広い知識を増やせ、また大人も一緒に楽しめる内容になっています。
「ネズミはチーズに目がない?」
「虹は7つの色でできている?」
●第3弾! 『ウソのような現実の大図鑑』
- ウソのような現実の大図鑑
- 著:アンドレア・ミルズ
監訳:増田 まもる - 出版社:東京書籍
『信じられない現実の大図鑑』のシリーズ第3弾。 まるで広大な鏡のような塩湖、色とりどりの鉱床で織り上げられた虹のような山、地獄への扉を思わせる巨大な穴、ヒマラヤ山脈の岩壁にぶら下がるハニーハンター、傷から真っ赤な血を流す木、満点の星空のようにきらめく海、大好物を求め木登りする食いしん坊なヤギたち、凍った湖に閉じ込められた気泡の塔に、言わずと知れたナスカの地上絵やモアイ像など、一生に一度は行ってみたい、見てみたいと思わせる世にも奇妙な事象・現象を紹介し、詳細で明快な図版でそのからくりを解説する図鑑です。
「地獄の門」
「街が真っ赤になる祭り」
『ウソのような現実の大図鑑』には、日本も紹介されています!
「雪の彫刻」
それでは、次のページから編集を担当された小島卓さんのインタビューをお届けします。