人気キャラクター、トムとジェリーが世界をめぐる「トムとジェリーのたびのえほん」イギリス編。 世界中から観光客があつまる街、ロンドンの名所を、トムとジェリーが歩きます!
気球にのってイギリスにやってきたトムとジェリー。 突風にあおられながらドーバー海峡をわたり、ついにロンドン上空へ。 タワー・ブリッジに舞い降りた二人は、どこへ向かうのかな?
跳ね橋からテムズ川に落っこちたり、ロンドン塔でよろいを着た謎の騎士においかけられたり。 ワタリガラスにセントポール大聖堂へ運ばれたり。 相変わらずのドタバタコンビが、走り回りながら市内を案内してくれます。 市内迷路をクリアすれば、トムとジェリーと一緒に、テムズ川両岸の名所をめぐった気分になれちゃう。 赤い二階建てバスが走る通りを闊歩し、イギリスのアフタヌーン・ティーと名物料理を堪能したら・・・ さすがはトムとジェリー、型破りで最高のクライマックスがまっていましたよ!
さあ、あなたなら、どこを訪れてみたい? 二人が歩いた道をたどって、ロンドン散歩を楽しんでくださいね。 「ドーバー海峡横断事件」や「ロンドン塔のワタリガラス」など、ちょっとした豆知識も書かれていて楽しいです。 世界で最も有名な都市のひとつ、ロンドンについて、親子で知るにはぴったり。
「トムとジェリーのたびのえほん」は、他に、アメリカ編(ぼくらのニューヨークへようこそ)、イタリア編(コロッセオの大ぼうけん)、日本編(富士山にのぼる)などがあります。 あわせて読んで、トムとジェリーと旅気分を味わってくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
大人気キャラクター、トムとジェリーが、イギリスの首都ロンドンを案内します。名所はもちろんのこと、食文化や言い伝えなどロンドンの魅力を紹介。迷路もついて、楽しくロンドンを学べる絵本です。
1点づつ切り抜かれた多数の建物や自動車、大勢の近衛兵のイラストなどを、並べて撮影する手法なのでしょうか。
よく見ると手がこんでいて、歴史と伝統の都市の雰囲気が、背景によく表現されています。
娘が小学生の時、好きな国をひとつ選んで調べる学習というのがあり、イギリスはハリーポッターの国として人気がありました。
こういう楽しい本も、迷路で遊んでいるうちに興味がわいたり、ロンドンの知識に触れることができるなと思いました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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