「どうか みなさん、まいにち まいにちを むだにしないで げんきいっぱいに やってください。」
きみがそうしてくれることを、お母さんもお父さんも、世界中の大人が、いや地球が宇宙が、そう願っている……子どもたちにそう伝えているのは、詩人まど・みちおさんが84歳の時にふるさとの小学校の子どもたちに送られた手紙です。
「子どもたちにこそ、たいせつなことを伝えたい」そう強く願い、100歳になっても詩を書き続けたまどさん。その魂の言葉は、どれも子どもたちにもわかるやさしいものばかりです。この手紙も、すべての子どもたちへむけて書かれたものでしょう。
画家ささめやゆきさんの絵が入り、さらに多くの子どもたちが手に取り読めるよう、1冊の本となりました。子どもたちを思う全ての大人にも。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
童謡「ぞうさん」の詩人から 未来への ことば
まどさんが84歳の時、ふるさとの小学生に送った手紙。 大切なことを子どもにつたえるのが自分の役目と、詩を書き続けた詩人の魂の言葉。
童謡「ぞうさん」「いちねんせいになったら」などでも有名なまどみちおさんからの子供達への手紙です。
未来を生きていく子供達へのまどさんのメッセージが温かく愛を感じます。
小学生の子供達に読んでほしい児童書です。
まどさんのような気持ちでいてくれる大人ばかりだったら,どんなに子供達が安心して希望を持って過ごせるのにとも思いました。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子5歳)
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