普段あまり意識しないことですが、命は時間です。
84歳のまどさんから母校の子どもたちへと綴られた手紙を読んで、今生きている時間、これからの未来の時間について考えました。
今この瞬間を精いっぱい生きる、そしてその精いっぱい生きた瞬間の連なりが自分自身を作っていく。
本の見返しの手書きの字はまどさんご自身の字でしょうか。ひらがなで小さな子どもたちにもわかりやすく、また言葉も平易なものを使いとてもわかりやすくかつ心をこめて綴られたことがわかります。
まどさんの母校の子どもたちだけでなく、この地球すべての子どもたちに贈られたメッセージのような手紙だと思います。
子どもだけでなく、これを読んだ大人たちもしっかりと言葉を受け止めて生きていきたい、そんな気持ちになるお手紙でした。