たけしがおつかいの帰りに出会ったキツネは、なぜか逆立ちをしてすましていました。たけしはその後もたびたび、さかだちギツネを見かけます。遠足の日、ついにさかだちギツネの村を見つけたたけしですが、きつねの呪文の力で、まわりのものをみんなさかさにされてしまい……。言葉も絵もひっくり返り、ついには本までさかさにして読まなければならない、ふしぎな絵本です。
逆立ちしているきつねに出会って、謎の言葉をかけられ、主人公も逆立ちしてしまうおはなし。
不思議な世界観で、だけどもしかしたら出会ってしまうのではないかと感じさせられてしまうきつね。きつねの正体は???と気になってページが進みます。
最後には主人公の少年も逆さの世界に…。そして、読んでいる私たちも絵本をくるくるして。。
絵本を回して読む、そんな楽しみがあることを教えてくれ、やっぱり絵本の楽しみ方って広いなぁと思わされました。 (みいつけたさん 30代・ママ 女の子4歳)
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