◆ だれもが、くらしやすい社会をめざして ◆
○本シリーズの特徴
道具から考える、ユニバーサルデザインとバリアフリー 4年生の国語で学ぶ「点字」、6年生の社会科で学ぶ「社会福祉」など、障害のある人もない人も誰もが暮らしやすい社会を考える学習内容が、さまざまな教科に盛り込まれています。 道具を通して、ユニバーサルデザインとバリアフリーを考えるこの本は、子どもたちの日常から社会のあり方を見つめなおすたべに最適の教材です。
思いやりの心をはぐくむ この本は、道具の特性や使い方を知ることで、ユニバーサルデザインやバリアフリーを理解できるようになっています。また、その道具を使っている人たちのインタビューから、実際の生活にどのようにこの考え方が生かされているのかを学べます。 巻末に点字シート付き。
○学習との関連
小学4年生国語科の点字の学習や身の回りの「ユニバーサルデザイン」「バリアフリー」に関する調べ学習に対応。また小学校6年生社会科の「社会福祉」にも対応しています。
○担当編集のひと言 〜道具から、社会が見える。道具から、人が見える。
「ユニバーサルデザイン」、「バリアフリー」の考え方でつくられた道具や設備は思いのほかたくさんあります。その道具や設備の使い方を想像することで、子どもたちは、障がいのある人や高齢者を思いやり身近に感じるでしょう。
★日本障害理解学会 推薦
障がい者の福祉施設で働いているからか、最近は身の回りのあちらこちらに、バリアフリーの工夫がさり気なくされていることを目にします。
健常の人にとって、ほとんど意味を持たないものが、いかに多くの人の手助けになっているか、この本を通して理解してもらえたらと思います。
また、最近は個性的な様々な道具類を目にするようになりました。一見使いづらそうなものが、特定の人達には重宝することも理解できます。
(ただし、そうではない遊び心の品も混在していますが)
個性的なモノを目にしたときに、使う人をイメージできるようになればいいなぁと思います。
障害を理解するところから始めたい本です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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