海辺の村の老夫婦にあずけられたアンナは,金色の髪の少女マーニーと出会います.2人は毎日ひみつの遊びを楽しみますが,村人はだれもマーニーのことを知らないのでした.――ふしぎなめぐり合わせを体験した思春期の少女の物語.巻末に,作者の長女によるあとがきと,河合隼雄「『思い出のマーニー』を読む」を収録した美装本.
岩波少年文庫の「思い出のマーニー上・下巻」もいいですが、贈り物やプレゼントにするなら、こちらの特製版はすごくいいなぁと思います。
いい本って何度も開くこともあるでしょうし、それこそ次世代に引き継いだりもまた素敵なことに思います。
シンプルな表紙に読み応えのある400ページを超える本、高学年のお子さんの読書にもおすすめに思います。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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