遊んで学べる絵本として大人気、香川元太郎さんの「迷路絵本」シリーズ。 記念すべき第10弾のテーマは、子どもたちが大好きなテーマ「乗り物」です!
舞台は「乗り物王国」。博士が組み立てた新発明の乗り物が、スパイにぬすまれてしまった。乗り物のパーツをもって逃げていくのを追いかけてとりかえすぞ! 最初に登場するのは、「自転車の丘」。マウンテンバイクに乗って、自転車と小さな乗り物たちが大集合している丘でパーツを探しながら迷路を通りぬけ、かくし絵を探し、クイズを解いていきます。無事に抜け出すと待っているのは「車の街」「バスにのって」「鉄道基地」「新幹線の駅」「おまつり広場」「工事現場」「港で船に」「豪華客船」「空港」「空の乗り物」「夢の乗り物王国」の全12場面。次々に登場する乗り物の世界には、子どもたちの興奮も止まらなくなってしまうはず。
各見開きページで楽しめる迷路は2つ。簡単に通り抜けられる迷路とむずかしい迷路です。道路だけではありません。港では海や客船、空では雲の合間を駆け抜けていきます。そして隠し絵もこのシリーズの大きな楽しみのひとつ。思わぬところに思わぬ絵、たくさんの絵が隠れています。クイズは絵をじっくりと読み解きながら考えていきます。 今回の注目はなんといっても最後の場面。「夢の乗り物コンテスト」で当選した方々の作品をもとに、香川さんが創作したイラストが描かれているのです。「ちゅーりっぷくるま」や「うちゅうにいけるぼうし」などなど・・・ どんな姿をした乗り物なのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
もちろん今回も正確で緻密なイラストは健在。だからこそ、子どもも大人も夢中にさせてくれます。 ・・・集中しすぎて、あっという間に乗り物王国のお城にたどり着いちゃった? いえいえ、まだまだ楽しみはたくさんあるのです。今回は探し物だけでなく、「ダジャレ」まで隠れていますからね!さあ、もう一度「乗り物王国」の旅にいってらっしゃい!!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
累計230万部突破「香川元太郎の迷路絵本」シリーズの第10弾! 「鉄道基地」や「工事現場」「豪華客船」などにある迷路を通り抜け、かくし絵を見つけよう! 乗り物の種類や名前、用途、昔の乗り物……、遊びながら知的好奇心が広がり、想像力が育つ絵本。子どもと大人が一緒になって、家族みんなで楽しめます。
<内容>たいへんだ! 博士が組み立てていた新発明の乗り物が、スパイにぬすまれた。乗り物のパーツをとりかえしに行こう! 「自転車の丘」→「車の街」→「バスにのって」→「鉄道基地」→「新幹線の駅」→「おまつり広場」→「工事現場」→「港で船に」→「豪華客船」→「空港」→「空の乗り物」→「夢の乗り物王国」
最後の場面には、「夢の乗り物コンテスト」で当選した方々の作品をもとに、作者が創作したイラストが描かれています。
このシリーズは大人も楽しめるので大好きです。
新幹線や工事現場、空港などいろんなジャンルの乗り物にまつわる迷路が登場します。
迷路だけでなく、隠し絵やクイズなどたくさん楽しめるので、お出かけのお供にオススメです。
パパも夢中になってみていました。男心をくすぐる絵本なのでしょうね! (★ハチ★さん 30代・せんせい 男の子2歳)
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