古い石畳に咲いた、たんぽぽの精のぽぽは、野良猫のクロと仲良しになります。ある日、ぽぽの方へ勢いよく走ってきた犬を追い払いけがをしたクロは、翌日、海辺に住む女の子に連れていかれてしまいます。ひとりぼっちになったぽぽは地面に伏して雨にうたれていますが、晴れた日の朝、綿毛になって空へ浮かびます。そしてクロのいる海辺をめざして飛んでいきます。土の布団の中で冬を越し、春にふたたび花開いたぽぽは、クロと喜びの再会をするのです。
猫ちゃんが好きな、3歳2ヶ月の息子に図書館で借りました。
黒猫の黒と、タンポポのポポの交流を描いたストーリー。
お互いに思いやり、別れと再会があり、ほっこりする話です。
絵もとてもかわいい。
息子はとても喜んでいて「これ、好き!」と言っていました。
ポポの歌が気に入ったようです。
そして、大好きな黒の猫と、身近にあってよく綿毛を吹くタンポポの話なので、
とても共感したようです。
これ、欲しいなあ。 (トゥリーハウスさん 30代・ママ 男の子3歳)
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