ピザ屋のごみ箱に捨てられ、里親から里親へとわたり歩いたエイプリル。自分の人生を見つめ直すことになる14才の誕生日を描く。
うまれて数時間でオムツさえもなしの状態でゴミ箱に捨てられた人間の女の子エイプリル。彼女の過去が語られます。
現状がエイプリルは不満を漏らしながらも、いい里親に引き取られていていい関係に見えたのでそこが救いでした。
里親が自殺したり見放されたりといった風に次々と変わり、転々としながらもやはり実母への思いは強い…当然でしょうね。
境遇の割に実母への恨みつらみが感じられないのが不思議でしたが、読んでいるとなんだかんだで味方が誰かしらいてくれたせいかなと思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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