エルタと一緒に「うたえみどりのしま」へ
かんたの拾ったおもちゃのカエル・エルタは、雨をあびると本当のかえるカエルになって、カエルのお城のある「うたえみどりのしま」へ行こうとかんたを誘います。途中、虹の橋から落ちてしまったエルタとかんたは離ればなれに……。らいおんみどりやカエルのおひめさまのドレミに出会ってお城に着くと、ベッドで寝ているエルタに再会できました。けんかばかりしているエルタとドレミですが、本当は……。幼年向きファンタジーの傑作。
ぐりとぐらの著書でおなじみの なかがわりえこさんとおおむらゆりこさんご姉妹の作品です。
私はまだ去年であったばかりなんですが、かんたと赤目のかえるのエルタが繰り広げるファンタジーな世界は、さすが ぐりとぐらの作者だと納得させられます。
かんたくんをはじめ、出て来る子供の(かえるたちも)なんとまあ ここまで素直に正直に言葉をだすものか?
それぐらいに、やりとりに元気があり、憎らしくもあり・・・
それが子供らしいってことなんですが
その本気のやりとりがとても面白い作品です。
本気で言い合ってるのに、最後にはみんな仲良し。
子供ってこういうもんだよね、と自分も童心に帰ってよめる本です。 (ソリタさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳、女の子2歳、女の子2歳)
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