旅行が大好きなジョージ。黄色い帽子のおじさんと、週末はワイズマン博士がいる海へ出かけます! 水上飛行機に乗ってうれしそうなジョージと、友だちのマルコ。 ボートでむかえにきてくれた博士は、ジョージとマルコを乗せ、浅瀬の海を歩いて砂浜へむかいます。 海の上なのに、どうして立っていられるの? 不思議がるジョージにワイズマン博士は「ひきしお」や「月の“いんりょく”」を教えてくれます。
さて、砂浜のしおだまりで遊ぶうちにいいことを思いついたジョージとマルコ。 「ここにぼくたちのたからものをうめようよ」 うめた砂浜の場所をおぼえておくため、ジョージは、桟橋からの距離を目じるしに決めました。 桟橋の三本目の柱から、ジョージがおおきく5歩あるいたところ。 さあこれで安心・・・って、本当!?
いいえ、ジョージは「みちしお」のこと、わすれていたんですね。 潮が満ちれば、あっという間に海の底。 行方不明になったたからものはもう一度見つかるのかしら。 ひとなつっこいイルカさんと仲良くなったジョージたち。 ジョージとマルコ、イルカさんとのかわいいお話を、最後まで楽しんでくださいね!
遊びながら、いろんなことを試して観察して考えて。 同時に、イルカの性質を学ぶこともできちゃう。 アニメ版「おさるのジョージ」から生まれたこの絵本シリーズは、なかなかあなどれないシリーズなのです。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ジョージは、しりたがりやのかわいいこざる。今日は、どんなおもしろいことに出会えるのかな?
海に出かけたジョージは、引き潮でできた砂浜に、宝物を埋めることに。埋めた場所がわかるよう、目印も覚えたけれど、潮が満ちて宝物は海の底!? でも、もしかしたら、イルカさんなら見つけられるかも?
このシリーズは、初めて読んでみたのですが、
色々なことがわかりやすく描かれていて良いと思いました。
海に行ったジョージが、マルコ少年と一緒に、体験することを通して
潮の満ち引きや、イルカの生態などがよくわかりました。
楽しみながら、知識が増えると思うので、読んであげたい絵本です。
(capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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