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はじまりは小さな種だった。貧民街のゴミ溜めが生まれ変わる……人種、年齢の異なる13人のモノローグで綴る「天の楽園」創造の記。
中学校の先生のオススメ本だったので、読みたいと思いました。
三方をアパートに囲まれた、悪臭を放つゴミ捨て場に、父親を亡くした少女がライマメの種を撒きます。
すると、そのあとひとり、またひとりと、国籍や年齢、人種の異なる人々が手助けを始め、畑が広がっていきます。
主人公が入れ替わっていくスタイルで楽しく読めました。
「植物は電気も時計もいらないのよ
あなたもわたしも、実はそういう自然の一部なんですよ」
というセリフが印象的でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子14歳、男の子11歳)
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