ベストセラー『生きて行く私』の女流作家が、98歳で逝って15年。自分の生涯で、童話を書いたことはなかった、とは本人の弁だが、実は全集にも収められなっかた幻の「おとぎ話」が存在した。「ぴいぴい三吉」「ナーヤルさん」「三吉とお母さん」「靴屋の三平」等々、10編のおとぎ話。読んだ後、思いっきり、涙を流してください。瀬戸内寂聴氏推薦の童話集。
私は昔から宇野千代さんの大ファンです。宇野千代さんは小説家だけでなく、服飾デザイナーもされています。私は新聞記者をしていた時、ファッションビジネスをよく取材させて頂きました。それだけにこの本は興味深く読ませて頂きました。これは人生の大切なことがダイヤモンドのように光っています。私はこの本を読みながら、ほんとに奥深いと思いました。宇野千代さんは素晴らしいの一言に尽きます! (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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