多くの子どもたちが、小学校4年生ぐらいから携帯電話を持ち始め、いまや最初からスマホというご家庭も珍しくありませんね。スマホは電話機能だけでない小さなパソコン、ネットは子どもたちのすぐそばにあります。 この本では、そもそもネットとはどういくしくみなのか、知らない相手からメールが来たら?とか、メールが原因でけんかになった、LINEで自分の時間がなくなってしまうとか、子どもたちが遭遇しそうな問題を具体的に取り上げ、わかりやすく回答・解説しています。 ネガティブな側面だけが強調されがちな子どものネットユースですが、彼らはメディア・リテラシーに習熟しないと生きていけません。便利で不可欠な道具だから、うまく危険を回避して使いこなせるようになってほしいという願いを込めた1冊です。 本を読む→ワークシートをやる→本の記述に戻って読み返すと理解が深まります。 ワークシートのページはネットからダウンロードできます。パソコンはもちろんのこと、カバーについているQRコードを読み込むと、スマホでも見ることができます。1枚ずつプリントできるので、学校の授業にもぴったりです。
第一章では、魔法の道具、スマホがどんな仕組みなのか、とっても分かりやすく教えてくれます。
そして第2章、3章は実践編。パスワードを友達と同じにしていいの?とか、友だちの友だちは本当にともだち?とか、ネットの悪口にどう対処すればいいのかとか。
わが家も小学3年生ですがスマートフォンで調べごとなど最近触らせ始めたので、一人でも犯罪にまきこまれないくらいのインターネット利用のルールや知識を学ばせたいと思い、一緒に読みました。とても実践的でイメージしやすかったです。無知ゆえにトラブルに巻き込まれないためにも、触らせるならまず、こういった絵本で最低限の知識を入れてからにしたいですね。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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