アントンせんせいは、どうぶつのお医者さん。ある日、ヤギさんから手紙が来ました。手紙には「きょうの よる いえに きてください」とあります。「おやおや なんだろう。からだのぐあいでも わるいのかな?」。心配になったアントンせんせい。 ギ〜コ ギ〜コ 自転車で走っていくと、「せんせい ちょっと みてもらえませんか?」と声がします。「だれですか〜?」。 うさぎとかけっこをして、足をくじいたカメでした。アントンせんせいはカメを治療して、また先に進みました。すると、また、「せんせい ちょっと みてもらえませんか?」「だれですか〜?」こんどはカメレオンでした。そしてつぎは、さる。 夕方の空がうす暗くなってきます。……ガッシャ〜ン ビュ〜ン ズボッ。 アントンせんせいは、木にぶつかったいきおいで、とばされてしまいました! おっこちたのはモグラの穴。せんせいは動物たちに助けられ、ヤギのいえに案内されます。 すると……!?
動物好きの息子は、遊びの中でも獣医さんごっこをするので、この絵本は気に入ったようでした。
アントン先生が、次々に動物たちを治していく様子がかっこよかったのか、アントン先生のマネをするようになりました。
西村敏雄さんの挿絵も、味のある、温かみのある挿絵で、私も息子もお気に入りです。
他にもシリーズがあるようなので、読んでみたいと思います。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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