イヌの「ワンワン」という鳴き声や、車の走る「ぶーぶー」という音を オノマトペ(擬音語・擬態語)といいます。
このオノマトペが赤ちゃんの発達に対して 様々な効用があることが近年分かってきました。 オノマトペ研究家・藤野良孝さんは、オノマトペが赤ちゃんの成長に対して ・言語の獲得が促される ・脳を広範に活動させる ・運動能力を向上させる …という効果が得られると研究し、この絵本を作りました。 赤ちゃんに身近な「食事」、「排せつ」、「散歩」の行動や、 「動物」、「乗り物」、「昆虫」など、赤ちゃんの好きな物に合わせて、 リズミカルなオノマトペが紹介されている作品です。 色んな抑揚をつけて、声に出すと、知らずに楽しい気分になれて、 赤ちゃんとのコミュニケーションも自然と取ることが出来そう。
カラフルな紙を使った切り絵も可愛い、赤ちゃん絵本です。
(木村春子 絵本ナビライター)
赤ちゃん言葉(喃語)と、くり返しの言葉(オノマトペ)で構成する本です。 「まんま」「あ〜ん」、「にゃんにゃん」「にゃお〜ん」、「くっく」「とっことこ」など、身近なアイテムや動きを音で語りかけます。まだ、言葉をうまく理解できない赤ちゃんにも、その楽しいリズムでイメージが伝わり、赤ちゃんの、言葉への興味を高めます。ページによって変わる鮮やかな色も、赤ちゃんの目を引きます。赤ちゃんお気に入りの1冊になるでしょう。
乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
赤ちゃんの身近な動物たちやアイテムの擬音を紹介している作品。
名称をにゃんにゃんと言ってしまうのは、賛否両論あるとは思いますが、
オノマトペの楽しさに着目した構成は、親子のコミュニケーションにとって参考になると思います。
独特のコラージュも目新しいですが、キュートです。
トイレトレーニングもあるのがうれしいですね。 (レイラさん 50代・ママ 男の子22歳、男の子20歳)
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