旧約聖書のなかでもよく知られているお話「バベルの塔」を絵本ならではの表現で描いた1冊。 空に届く塔をつくり、神さまのようになろうとした王さま。神さまの怒りによって塔は崩され、それまでひとつだった言葉がさまざまな言葉になり人々はばらばらになってしまう。人間の傲慢さが招いたものとは…。 旧約聖書の時代から、今なお人間がくりかえす過ちと、再生への小さな道すじ。現代にもつながる天からの声を、今を生きるこどもたち、そして大人たちに贈ります。待望の復刊。 <佐久間彪神父の解説付き>
「バベルの塔」が絵本で描かれていると知り、読んでみました。子どもむけに書かれているので、わかりやすく、勉強になりました。お話のなかで、大人たちと対照的に描かれている子どもたち。とても印象に残ります。当時の雰囲気が伝わってくる絵も魅力的で、心に響きました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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