しろが吠える。朝早い散歩の催促。亡くなったおじいちゃんの代わりに散歩にゆく。いろがぼくをつれて思い出いっぱいの道を走る。
私も子供の頃、犬を飼っていたので、亡き犬としろが重なり、涙が出てきました。
絵本では、亡くなってしまったのは、しろの飼い主であったおじいちゃんなんですけどね。
おじいちゃんとの大切な思い出を、しろと、そしてぼくが、大切に噛み締めている様子がなんとも…心が温かくなり、でも少し寂しくもあり。
こんなに優しい絵の絵本。朝靄がかかったような美しさに目を奪われます。開いたまま飾っておきたいような気持ちです。
「しろをよろしくな」って、天国でおじいちゃんが言っている。そんな気がします。 (環菜さん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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