子どもが大好きなもの……それは、おしり! そしてしっぽ! この絵本は、子どもが大好きないろんな動物のおしりとしっぽがたくさん登場します。
「まんまる おみみに ひょろひょろ しっぽ。 だーれの おしり?」 にょろりと可愛いしっぽが伸びたまあるいおしりの絵。 パタッとしかけを上にあげると、ねずみさんが手を挙げて笑っています。 続けてうさぎ、アヒル、サル、ブタなど、色々な動物のおしりが次々に登場するので、お子さんは「次は? 次は?」と夢中でページをめくってしかけを上げようとするでしょう。 優しい動物たちに表情からも、あたたかさが伝わります。
ゆらぎのある太い枠線に、パッと目を引く美しい配色。まるで海外の翻訳絵本のよう……と感じる方も多いかもしれません。 作者のよねづゆうすけさんは、イタリアの「ボローニャ国際絵本原画展」で入選されたのをきっかけに絵本作家としての活動を始め、海外で先にデビューしたという異色の経歴の持ち主。 子どもの感性に豊かな刺激を与えてくれる絵本です。
(洪愛舜 編集者・ライター)
ふわふわしっぽや、くるくるしっぽ……かわいいおしりは、どの動物のおしりかな? あてっこ遊びがたのしめる、楽しいしかけ絵本。
『りんごいくつ?』や『はんぶんこ』など、よねづゆうすけさんの楽しいしかけ絵本が大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
「まんまるおみみにひょろひょろしっぽ。だーれのおしり?」と最初の動物のおしりが。しかけ部分をめくると、手をあげたねずみさんが現れます。
その後もいろんな動物が登場。
シンプルなしかけながら、おしりのフォルムがかわいくて、明るい気持ちになれました。
クイズのようにして読むのも楽しそうです。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子14歳)
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