生まれた子犬をお母さん犬は、どんどん大きくなあれと「どん」と名づけました。子犬を見に来た子ども達はその元気な様子から「やんちゃ」と名づけました。子犬は困りますが、「でもいいか、やんちゃどんにしておけば…。」 落語の「じゅげむ」のように名前がどんどん長くなっていきます。言葉の響きを楽しみながら、親の愛を知ることのできる心温まるお話です。
お母さん犬から、「どん」という名前をつけてもらった子犬のどんですが、行く先々で名前をつけてもらって愛されているなあと思いました。愛らしいどんは、せっかくつけてもらった名前だからと思って、名前を全部受け入れて長い長い名前では、覚えきれなかったのも愛嬌だと思いました。いもとようこさんの犬の親子の絵が可愛くて癒されました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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