手先が器用なくまさんの、かわいいお店。
手作り大好きなくまさんの、ちいさな手芸用品店のお話。珍しい布やボタンやリボンがいっぱい。手先の器用なくまさんは、古いミシンをカタカタ使いこなし洋服のお直しまで引き受けてくれる、森のみんなの人気者です。
手作り大好きな「くまさん」が森の中でひらいている、ちいさな手芸用品店のお話です。
「くまのしゅげいやさん」は、色や柄がかわいい布、珍しいボタン、おしゃれな外国のリボンなどがたくさんならんでいて、とても楽しいところ。 手先の器用なくまさんは、古いミシンをカタカタとじょうずに使いこなして、 洋服のお直しまで引き受けてくれる、頼りになる存在です。 りすさんやことりさん、ひつじさんなど、森の住民たち(全員ぬいぐるみ)が次々と集まる、不思議な魅力のお店なんです。
木の葉や花びら、布の柄やボタンの模様、ぬいぐるみの毛一本にいたる細部まで、色鉛筆のみを使用して丁寧に描かれた画に心癒やされ、くまさんの心のこもった仕事ぶりに思わず笑顔がこぼれます。 ものを作る楽しさ、はたらく喜びなど、いろいろなちいさな幸せがこめられた絵本です。
かわいい表紙にひかれて、読んでみました。色鉛筆で描かれてるんですね。やわらかく、優しい色あいで、細やかに描かれた絵が素敵です。くまさんの丁寧な一日のくらしにも、ほっこり。読んでいると、物を作りたくなります。すみずみまでかわいらしい絵本でした。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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