恐竜が大好きな小2男子のゆうさくは、同級生の、てらのくんがちょっと苦手。体も声も大きくて、きたえているから力も強い。まるでティラノサウルスみたいなのだ。そんなてらのくんが、化石発掘体験を一緒にやろうとゆうさくに声をかけてきた。おねえちゃんと楽しみにしていたのに……。からだのサイズも性格もちがう二人が、化石発掘体験をきっかけに、共通する部分を見つけてわかり合い、友情を育んでいく元気なお話です。
ティラノサウルスみたいなクラスメイトてらのくんに苦手意識を持っている主人公ゆうさく。恐竜好きという共通点から、一緒に地域のイベントに参加することになった2人。気乗りしなかったゆうさくだけど、てらのくんの知らなかった良い部分、尊敬出来る部分を見つけ、仲良くなる。そんなお話でした。
これから我が子が集団生活の中で苦手な子と関わる機会は避けて通れないので、今はまだ「面白かった〜」だけの感想だけど、1年後2年後に読んだときにはきっと沢山共感出来るんではないかと思います。 (lunaさん 30代・ママ 男の子6歳)
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