「ぼく、ちゃんと おるすばんできるよ!」と、はりきってママに言ったたっくん。でも、ママが見えなくなったとたん、ぽたぽたと目からは涙があふれ……。お留守番中に、窓の外の景色をみつめながらママをまっていると、少しずつたっくんの心が変化していく。そして、たっくんが気づいたことは……。何気ない日常の中でのありふれた時間を瑞々しく描いた絵本。
留守番中、涙が出てきたたっくん。
レースのカーテンで涙を拭いた時に、外の様子が目に入るのですね。
外の何気ない光景。
最初は涙の残りでかすんでいるようですね。
でもだんだん、細かいところまで気づき、やがて、お母さんも戻ってきます。
物語の流れはとてもいいのですが、絵の方が、外の光景の見える位置が微妙にずれていて、
気になります。
俯瞰図もあるので、このあたりは丁寧に描いてほしかったです。
レースのカーテンの窓から眺めていたと思ったのですが、
実際に眺めていたのはずっとベランダだったのでしょうか。
お留守番のできる年齢くらいからでしょうね。 (レイラさん 50代・ママ 男の子22歳、男の子20歳)
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