開いてみるとまず見返しに、カラフルな足あとがいっぱい! 小さな足あと、大きな足あと。 これは誰の足あとかな……?
「あるこう あるこう あるこうよ ちょんちょん ちょんちょん あるこうよ ちょんちょん あるくの だれかしら?」 枝の上に生き物の足元だけがあらわれます。 ページをめくると…… ゆらゆら小枝が動く上で、描かれているのは小鳥さんたちの楽しそうな姿。 歩いていたのは、小鳥さんだったんですね。
「ぴょんぴょん ぴょんぴょん」歩くのは誰? 「どっすん どっすん」歩くのは? 「ぱかぽこ」歩くのも、「ぺたぺた」歩くのも、子どもが大好きな動物たち。 「歩く音」がとっても楽しい! 声に出して読めばわかる、リズミカルな表現にあふれた絵本です。
最後に登場するのは、よちよち歩く小さな弟と、手をつないで歩く女の子。 はじめて自分の足で立ち、歩いたときのわき上がる喜びがこの絵本には詰まっています。
手にとりやすい小さめの絵本。 巻末には、はじめて歩いたときの写真を貼るスペース、足型を貼る記念スペースがあります。 写真を貼れば世界にたった一つ、オリジナルの『あるこう あるこう あるこうよ』絵本の完成ですね。 きっと大きくなっても思い出に残る本になります。 出産祝いや1歳のお誕生日プレゼントにも喜ばれそうですよ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ことりさんも、かえるさんも、 ぞうさんも、おうまさんも、 ぺんぎんさんも、わたしたちも。 みんなで あるこう あるこうよ! あるこう あるこう あるこうよ!
あるくと、前へ進む。 あるくと、気持ちがいい。 あるくと、景色がかわる。 あるけば、どこへでも行ける。 あるくの、楽しい。 あるけるって、すてき。 あるくの、大好き!
赤ちゃん期から幼児期へ。『歩く』ことは子どもにとって大きな成長の節目です。子どもにとっても、子どもを取り囲むお父さんお母さんにとっても、歩けるようになることは大きな喜びです。その『歩く』楽しさ、『歩く』力強さを彩り豊かに描く絵本です。
表紙見返しから楽しめます。
大きな足あと、ちいさな足あと、誰の足あとか、あてっこができます。
いろいろなどうぶつが歩いています。
おやこの絵はほほえましいです。
あしあとにぴったりのオノマトペもたくさんあって、
あかちゃんが喜びそうだなとおもいました。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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