自分でつくれる! ふしぎ工作の世界!!
目の錯覚を楽しむふしぎ工作の絵本。「揺れ動く立体バス」「アニメの原点ゾートロープ」など、自分で組み立ててみれば人間の目と脳がだまされるその理屈もわかります。夏休みの自由研究や工作のヒントにもなります!
じつは人間の目と脳は、とてもだまされやすい性質をもっています。そのため、錯覚を起こして現実とはちがう世界が見えたり、それを利用して映画やアニメーションが誕生しました。また最近では、錯視(目の錯覚)を楽しむイベントも全国各地で催されて大人気です。
この本では、そうした錯視を楽しむ工作を7点掲載しています。19世紀に発明され、アニメーションの原点といわれる「フェナキスティ・スコープ」「ゾートロープ」から、こちらの動きに合わせて向きを変える立体のような新しい錯視まで、さまざまな種類の楽しいふしぎ工作を紹介します。自分の手で工作してみれば、目と脳がだまされる錯視の理屈もよくわかることと思います。 なお、錯視で動き出すキャラクターは、本書の著者マシュー・ラビリンスによる錯視絵本、『トリック・ホラー・ナイト』に登場したおばけたちです。
また、巻末には「フェナキスティ・スコープ」と「ゾートロープ」の型紙を用意しました。ペーパークラフト用紙にコピーしたり、工作用紙に書き写して作れば、オリジナルのアニメ・マシンができあがり。夏休みの工作や自由研究の素材に最適です。
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