点字の発明者ブライユの一生が分かる決定版
5歳で全盲となったルイ・ブライユは、パリ盲学校で学びながら、現在でも世界中で使用される6点点字を発明しました。点字発明までのドラマやブライユが目指した「共生社会」についてまんがで詳しく解説します。
1809年、フランスのパリ郊外で生まれたルイ・ブライユは、3歳の時、事故によって失明してしまいます。10歳の時、パリの盲学校に入学します。当時は、目の見えない人が読み書きできる文字はありませんでした。本を読みたくても誰かに読んでもらわなければならず、手紙を書くことすら出来なかったのです。 優秀で勉強熱心だったブライユは、研究に研究を重ね、16歳の時に現代でも世界中で使われている6点点字を発明します。目の見えない人が自分たちの文字を手に入れた、画期的な発明でした。 ピアニストでもあったブライユはその後、盲学校の教師としてさらに研究を進め、点字の楽譜や、目に見える人と見えない人が互いにコミュニケーションを取れる文字の開発にも取り組みました。 身体の弱かったブライユは若干43歳で亡くなりますが、彼の発明した点字は世界中に広まることになりました。今では140か国以上の国々で使用されています。 本書では、ブライユのドラマチックな生涯を描きながら、豊富な写真と解説記事によって、ルイ・ブライユという偉人を多角的・立体的に紹介します。 また、小学校4年生の国語の授業での「調べ学習」にも、最適の内容になっています。
点字の発明者ルイ・ブライユの伝記本です。
漫画で書かれているので、子供にもわかりやすく読みやすいと思いました。
5歳で生涯を負ってしまうという悲しい運命でしたが、世の中の役に立つ素晴らしい発明をしたルイ・ブライユ。
多くの読み手に、勇気と感動を与えると思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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