孤高の少女、ルミッキ。フィンランド語で“白雪姫”という意味をもつ名だ。 だが、そのイメージにはそぐわない風貌で、謎めいた過去をもつ。 親元をはなれ、一人暮らしをしている彼女はフィンランドのタンペレ市の芸術高校に通っている。 誰とも交わらず、いつも一人で行動するルミッキは高校の中でも異色の存在だった。 しかし、校舎内の暗室で、血を洗い流して干してある札束を目撃したせいで、犯罪事件に巻き込まれる。 事件の謎とともに、どんな状況にもひるまず立ち向かっていくルミッキの過去が徐々に明かされていく。 一気読み確実のスリラー。
中1のフィンランドの女の子の話。
白雪姫という意味のルミッキ、は、変わった女の子。いつもみんなとは一線を画しています。
ある日学校で血の付いた偽札のようなものを大量に干してあるのを見つけ、それを所有しようとする子3人に遭遇します。
つい巻き込まれていくのですが結構危険で、はらはらします。
最後、友達が名前を変えて引っ越していきます。
ちょっと消化不良な気分なので続きを早く読みたくなりますが、最後のほうでルミッキがいじめにあっていた過去がわかります。ルミッキの幸せを祈りつつ、続編を読んでみようと思います。 (えみりん12さん 40代・ママ 女の子8歳)
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