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重力って……

重力って……

  • 絵本
作: ジェイソン・チン
訳: 竹内 薫
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,650

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2017年02月24日
ISBN: 9784032027501

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
32ページ

みどころ

地球上空1万メートル、眼下に広がる青い地球と、ぽつん、と宇宙に浮かぶ月。

印象的な1ページ目をめくると、重力によって落ちてゆく一冊の絵本があって、その向こうに、壮大な海と山の景色が広がります。

落ちてゆく絵本には、1ページ目と同じ、月の浮かぶ宇宙の光景が!
そう、その絵本は、まさに読者が手に持っている一冊なのです。

今読んでいるページが次のページで現れたり──
あるいは逆に、次のページの一部が今読んでいるページのすみに差し込まれていたり──

絵本の中にこの絵本自身がたびたび登場し、読者がページをめくるのに先立って次々と場面展開していく、ふしぎな演出がなされている本作。

まるでぱらぱらマンガのように絵の変化は連続的なのに、その独特な演出によって、舞台がダイナミックに変化していきます。
その動きはあたかも、壮大なスケールの映像作品を見ているよう!

独特な演出。
トリックアートのようにシュールな世界観。
ロケットのなかの宇宙飛行士と交信しているような、ゆっくりとしたテンポの文章。
それらが相まって描かれる、重力のなくなってしまった地球や無重力の宇宙は、ふしぎな浮遊感に満ちていて、ふわふわと、なんだかふしぎな読み心地……。
それによってこの絵本は、ある種の実感をともなって、重力というものの奇妙さ、おもしろさを描き出しているのです。

知ってるようで知らない、この地球上のすべてのものに働く力、『重力』。
さあ、この「読み聞かせができる科学絵本」で、重力のふしぎを知る旅へ!

(堀井拓馬  小説家)

重力って……

重力って……

出版社からの紹介

重力って、どういうものなのか?
これをシンプルに説明し、重力というものの性質を、絵本の中で体験できる作品です。迫力のある絵に、ごく短い文がつき、思わずひきこまれます。宇宙に興味をもつファーストブックとして、小さい子どもから楽しめる絵本です。巻末には、よりくわしく重力について学ぶことができるよう、解説ページがついています。
作者のジェイソン・チンは、『ガラパゴス』や『セコイア』など、自然科学をテーマにした作品を描いている作家です。サイエンス作家として活躍している竹内薫さんが訳しました。
読み聞かせできる科学絵本、登場です!

ベストレビュー

分かりやすい

重力について書かれた絵本です。

重力

別名「万有引力」

ニュートンもアインシュタインも

生涯、重力の謎を研究し続けたそうです。

最後の方でお話の終わった後に

重力はどうなると強くなるのかなど、

まるで教科書のように説明がされています。

もちろん絵で説明されているので、

難しくありません。

お話の中で

宇宙が出てきているので

重力の説明が伝わりやすいと思いました。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子12歳)

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