川のそばのがけの上に大きな根っこがありました。根っこには小さな穴があいていて、小さなネズミが住んでいました。大雨が降り続いたある日、根っこはネズミを乗せたまま川に落ちて流れだします。滝を流れ落ちたり、タカに襲われそうになったりと、さまざまな危険を乗りこえて、どんぶらこっこと流れていきます。やがて中洲にぶつかって止まった根っこは、動物たちの大きなテーブルになりました。(こどものとも522号)
ねずみは おおきな根っこのあなの中にはいって 気にいって友達になるんですね
大雨でながされたねっこ ねずみはねっこの穴に入って 一緒に流されていきます
川の中のたびのはじまり カラスとの出会い カラスは滝があるよと親切に教えてくれるんです
おおきな ねっこは おおきな ふね
どんぶらこっこ すっこっこ
どんぶらこっこ すっこっこ
リズムが良いお話しです
ウサギもともだちになって ねっこにのって 流れていきます
そして 旅の結末がいい ねっこは おおきな テーブルに 森の動物たちが出てきて みんなで 美味しいもの食べるのですね
昔話ではないんですが やさしく ホッコリできるお話し
丸木さんの絵川が流れるような描き方が躍動感があって良かったです
ねずみくん よかったね (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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