ある朝、3羽の子すずめのきょうだいは、母さんが目を覚まさなくなってしまったので、どうしたらいいか、もみじもりのふくろうじいに聞きにいくことにしました。生まれて初めて竹林をでた3羽は、ふくろうじいから、七夕の夜、天の川の水をとってきて飲ませれば、母さんは目を覚ますと教えられます。3羽は一生懸命飛ぶ練習をしますが、天の川はとても遠いのです。七夕のファンタジー。(こどものとも496号)
娘が定期的に持ってきます。
このコンビの絵本は、娘にとって息が長い。
大好きなお母さんのために、てんのみずを求めて空へ空へ。
大白鳥座が助けにきてくれたり、天の川が七夕の夜だけは質感を持った水になったり、きれいな夢ある絵本です。
風や水の音が擬音語で表現されており、文字から私に聞える音を、声にして娘に伝えることが難しくて悔しい。
どんなに機嫌が悪い日でも(笑)気がのらない時でもおろそかにできない文章です。
娘は、すずめのおうちが気になるようで、なにを置いてあるだとか細かなところまで見ています。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子5歳)
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