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13歳の難民レイチェルがキリスト教徒ゆえに受けてきた迫害を避け、イスラム教主流の母国から家族とともに逃れてきた本当のお話。様々な困難をのり越えて、新たな国で、新たな生活を始めていくまでがつづられる。
重々しい雰囲気の表紙に添えられているのは「わたしの本当の話」という文。
そのひと言が、この話をとてもリアルに感じさせます。
まるで、目の前にいる、じぶん達と同じ年頃の子供の話を聞いているような・・・。
じぶん達と変わらない女の子。でも、その生活はまるで正反対です。
その理由も、日本の子供たちには理解しがたいことでしょう。
でも、理解しがたいからこそ、疑問を感じ、心に刺さる。
世界でどんなことが起こっているのか、未来を変えるためにも、多くの子供達に知ってほしいなと思いました。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子11歳)
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