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著者のひとり目の娘が4歳になるまでの成長を通して見えてくる脳の世界。
脳の育ち方や、記憶、遺伝、IQについてなど、子どものこと、そして脳のことがよく理解できる1冊。
月刊クーヨンの過去4年分の連載改訂にくわえて、本書書き下ろしのコラムも多数収録!
絵本作家、きくちちきさんによる連載イラストも収録。 カラーページが豊富です!
脳研究者である著者の、娘さんの4歳までの記録です。
一般的な子どもの脳の発達について知りたかったのですが、
ほぼご自分のお子さんの発達について記された本でした。
お子さんは優秀で、
2歳を前にして2語文を卒業し、
4歳前には一桁同士の足し算は余裕で暗算できるようになっています。
そうではなかった息子をもつ私からすると、
ものすごい我が子自慢の本にも読めます。
英才教育を否定している文章もありますが、
計算力抜群なのを拝見すると、いや、やられているでしょう、と突っ込みたくなります。
お父さんが娘が自慢で自慢でしょうがなくて、
つい書いてしまったほほえましい本として読めば気になりません。
時々入っているコラムで、脳のことがわかります。
東大准教授の子が優秀なのは、やはり遺伝が大きいなと感じざるを得ません。
実際遺伝と環境が半々だと書いてはあります。
環境の手を抜くと、目も当てられなくなりそうなので、
しっかり子育てしていきたいと思いました。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子9歳)
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