◆第23回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)受賞作品◆
こどもってね、ちいさな ひと。 でも、ちいさいのは すこしのあいだ。 いつのまにか しらないうちに おおきくなる。
こどもってなんだろう? そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。
様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!
=============== ◆◇推薦の言葉◇◆ =============== 「おおきな世界をいきている」ちいさなひとたち。 たくさんのいいことを大人は落っことして生きていると、 この絵本を読んで思いました。 もったいないなぁ。 だけど、こどもと大人の境目なんてほんとにあるんだろうか。 ――高山なおみ(料理家、文筆家)
こどもって、ほんとうに知らないまに大きくなりますよね。
体もそうですが、少し前までは出来なかったことがある日突然できるようになったり、去年まで好きだったものが嫌になったり。
もちろん大人も内面は成長しますが、子供のそれは著しいですね。そして、脆い。
いまはまだ ねむりにつくまで やさしく みまもっていてほしいんだ。
この一文は特に印象に残りました。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
|