みどりがおか三丁目の、まつしたさんの家の、サラちゃんのへやに、小さなおうちがたっていました。おうちといっても、それは、だんボールでできたおもちゃのうちです。 おもちゃでしたが、そのうちは、サラちゃんのせたけと同じくらいの高さでしたし、大きなふたつのまどと、中に入るためのドアもついていました。 そして、そのだんボールのおうちには、ピンキー・ブルマーというブタのぬいぐるみが、一ぴきすんでいました。 ピンキーは、とってもねぼすけで、いつもねむってばかりいましたが、サラちゃんがドアを三回ノックして、「あそびましょ。」って言うと、たちまち、パチッと目をさまします。 それから ふたりは……というか、ひとりと 一ぴきは、いつもいっしょに、いろんなところにあそびにいくのです。(本文冒頭より)
今回のぼうけんは、ヒマラヤ! ふたりをまっていたのは、思いがけない出会いでした! サラとピンキーがおくるゆかいなものがたり第2弾!
かわいいサラとブタのピンキーが大冒険するお話です。
今回はヒマラヤへ行くのですが、途中雪男の兄弟に襲われ、ピンキーが捕まってしまいます。
どうやって逃げるのかなとハラハラする場面があったり、美味しそうな大きなアイスクリームが出てくる場面があったりと、ワクワクドキドキすることができる本です。
挿絵もシンプルですが、とてもかわいくて、お気に入りです。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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