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別の進路を期待する父親との葛藤、イス職人だった祖父との会話から、人と人とのつながりは、一方的ではなく、互いがちょっと寄りかかりあうバランスが最適だと気付く。イスの背もたれの角度を「人」が支えあう文字の105度に決め、コンペに出品する。
椅子のデザイン、素材、作る工程、携わる人たち。一つのものを作り上げるまでがよくわかる内容。
最後、こういう形で終わるのかと思ったのも事実で、真が今後どう成長していくのかがわかる続編を期待したいです。
作者がプロダクトデザイナーということで、知らない世界のプロの仕事を垣間見ることができました。
普段の勉強とやりたいこととの両立という点や進路を考えることは、中高生の共通のテーマなので、共感しやすい話だと思います。 (はなびやさん 50代・ママ 男の子16歳)
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