![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
森の中にはハートがいっぱい! ほら、この葉っぱ、花びら、動物の顔、石ころ…ハートの形があふれています。日本、インドネシア、アフリカ、アマゾンなど、世界中の森で、環境ジャーナリストの藤原幸一さんが見つけた「森のハート」を美しい写真で紹介します。でも、そんな森がいま、地球上から人の手によって失われている…。あたたかな森の気配を伝えると共に、藤原さんは読者に「森の悲鳴」も伝えます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
自然の中にあるたくさんのハートの写真集と思いきや…地球を守らなくては。何ができる?とすぐにでも行動にうつしたくなる、現在の地球の状況をすごく衝撃的に、心に響くように伝えてくる絵本でした。葉、花、雲、サボテン、ふくろうの顔に、2羽の鳥がつくりだすハート。こんなとこにも?っていう、たくさんのハートを見ているうちに、なんだか心がほっこりして、なるほど。これもなかなか楽しいな、なんて思っていたら、その幸せをたくさん生み出している森が、今はこんなことに…ととてもさびしく悲しい死んだ森の写真に変わります。もったいないから、紙を大切に!なんてことは当たり前のこととして子どもたちにも伝えているつもりだったけど、私たちの今の生活は、木だけでなく、たくさんの生物の幸せを奪ってあるんだな、とズシンときました。是非これを、みんなに読んでほしいと思います。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子7歳)
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