寒い冬、みいちゃんはたき火にあたってぽかぽか。お父さん、お母さんは師走の大掃除やおせち料理のしたくで大忙し…。年末の過ごし方についてお年寄りに尋ねたり、また冬の童謡を歌いながら演じる紙芝居。
知る人ぞ知る“みいちゃん”シリーズです。
この紙芝居にはちゃんと「春・夏・秋・冬」バージョンがあります。
今この感想を書いている時期が冬なので、まずは「みいちゃんの冬」から紹介します。
みいちゃんシリーズの一番の特徴は懐かしの童謡がたくさん登場するところです。
この“冬”では「たきび」「肩たたき」「お正月」「ふじの山」「雪」が載っています。紙芝居をやる時期が春先の冬だったら「春よこい」を最後に歌ってもいいですね。と、作者の演出ポイントが載っています。
紙芝居ですから、ポイントを押さえていればストーリーから脱線するのはOKです。
演出のポイントや欄外の部分に作者からのコメントが多く、
冬にちなんだクイズや、聞き手にこんなことを聞いてみましょう。と冬ならではの行事についても書いてあります。
もともとは老人ケア用に考え出された作品ですが、今の子どもたちにもぜひ見てもらいたい紙芝居です。
この紙芝居を見て、一緒に昭和の子どもたちの冬を堪能してください。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子22歳、女の子17歳)
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