1羽ずつバラバラに木にとまった小鳥たち。ページをめくると、大きな木に集合! 輪になって、羽を合わせて、楽しそう。
ひとりでいるのも悪くないけれど、一緒になると、目があったり、言葉を交わしたり、体が触れたり、コミュニケーションが生まれて、笑顔になります。
「ことり ちゅんちゅん きに とまっているよ。でも みんな いっしょが いいよね」といったシンプルなテキストと、スマートでかわいいイラストで、いっしょにいることの楽しさを感じさせます。
登場するのは、カエル、ペンギン、パンダといった、子どもたちになじみ深い動物たち。
バラバラに散らばった動物たちが一箇所に集合する変化は、小さなお子さまにも分かりやすいです。
お子さまに読みきかせをしたり、じっくり絵を見て1匹ずつ動物たちに注目したり、親子で楽しんでいただきたい絵本です。
「はじめてであうえほん」シリーズ。
題名の通り、いっしょの心地良さがふんわり伝わってくる作品。
小鳥、カエル、ラッコ、ペンギン、パンダ、こどもたち。
それぞれ別々に過ごしていても、一緒の場面は、やはりいい笑顔。
ラストの「たのしいね」の言葉掛けが温かいです。
それぞれの一緒の姿がほほえましく、
パンダバージョンはなかなかの光景です。
小さい子向けおはなし会用にセレクト。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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