電灯が光る仕組みをわかりやすく解き明かす
電灯はなぜ光るのでしょう。電気が来ているからです。では、電気はどうやって作られるのでしょう。山に雨が降ってダムへ水がたまり、その水力で発電所の水車を回すと、電気が起こるのです。その電気が電線を使って家の中に届くと、電灯がつきます。一見すると難しいこの流れを、この絵本は親しみやすい絵でわかりやすく解き明かします。また、水だけでなく火、風、潮の満ち干など多くの力から電気が作られることも紹介します。
電灯が明るく光るのは、電気のおかげ。電気は、山に降った雨をダムで堰き止め、溜まった水の力で発電所の水車を回し、水車についている磁石の力で作られます。ほかにも、石油や石炭から電気が作られる様子などが紹介されています。電気はスイッチ一つでつくもの。そんな風に子どもに思ってほしくなくて、子どもと読みました。
自然災害が起こるたび、電気の大切さを思い知らされますが、逆を言えば災害が起こらなければ、電気の有り難みがわからないものです。でも、この本のおかげで電気が作られるまでのしくみやたくさんの知識を得ることが出来ました。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子4歳)
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