<かこさとし◆しゃかいの本>シリーズ、復刊第2弾! きっと誰もが本を読みたくなる絵本!!
2017年に『だるまちゃん』50周年を迎えた、かこさとし。 そのかこ先生が、今から30年あまり前に描いた<かこさとし◆しゃかいの本>シリーズの1冊。 昨年には同シリーズの『こどものとうひょう おとなのせんきょ』が大きな話題となりました。 今回復刊の1冊は、“人と本との暮らし”を描いた絵本です。
本が読みたい。でも本をたくさん買うにはお金も必要。お金がなくては、本は読めないの? いいえ、大丈夫。図書館、学校の図書室、○○文庫など、買わなくても本が読めるところはありますよ。 この本は、図書館とのつきあい方・本とのつきあい方が楽しく、わかりやすく紹介されています。 本を読みたくない時は、無理しないで外で遊んでいらっしゃいとの、ヤンチャな子どもには嬉しいお言葉も…。でも、最後には本の気持ちが描かれていて、きっと読んだ人は誰でも、本を手にとりたくなるはず。
本を読むことや読書について、日本の子ども達は、ことあるごとにすすめられ、はげまされています。ところが、どういうわけか、学年がすすみ、年齢が大きくなるにしたがい、だんだん本を読まなくなってしまうのです。どうしてなのでしょうか? かこさとし
図書館をお勧めする絵本です。
本の素晴らしさを教えるところから始まり
お金がなくても読める場所がある、
家に持ち帰って家でゆっくり読むこともできると
教えてくれます。
近くに図書館がない人も
移動図書館というものがあることを教えてくれます。
みんなが本を読んでくれることを
本自身が望んでいると書かれています。
この絵本は1985年に発行されています。
良書の普及や図書館の状況が文明国の中で
とても恥ずかしい状態なのを
改める努力が少ないと後書きにありました。
本が好きな私としては
小さい子だけではなく
大きくなっても、大人になっても
もっともっと本を読んでほしいと思いました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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