青い空のさらに向こう、上空100kmを境に広がる無限の未知――宇宙。 初めて人類が宇宙にいってからおおよそ60年、これまでに宇宙へいったことのある人は600人にも達しません。
では、どうすれば宇宙飛行士になれるのか? 本書はそんな疑問に答えてくれる、宇宙を夢見るすべての少年少女に送るガイドブックです!
宇宙飛行士に必要な適性や、その具体的な訓練内容にはじまり―― 打ち上げのときのロケット内部のようす、宇宙ステーションでの生活や仕事、地球帰還後のスケジュールまで! どれもがとても具体的に描かれているために、通して読むとまるでひとりの宇宙飛行士が努力の末に夢を叶え、地球に帰還するまでを追体験するような感覚が味わえます。
しかし本書の魅力は、それだけではありません。 充実した内容の学習児童書でありながら、ユーモラスな語りと、宇宙飛行士たちのおどろきの裏話でかもし出される笑いがみどころ!
打ち上げ直前にはみんなで連れション!? コックピットにぶら下がる、ふわふわのぬいぐるみ!?
訓練訓練、勉強勉強!――ばかりじゃない。 宇宙飛行士たちがおこなう奇妙な慣習や、宇宙空間が人間におよぼす影響へのちょっとおかしな対処法など、宇宙進出という壮大なプロジェクトのお茶目な一面もうかがい知ることができます。
夢と希望とユーモア! 知られざる宇宙飛行士のお仕事を学びましょう!
(堀井拓馬 小説家)
宇宙船はどうやって飛ぶの? 宇宙飛行士の一日って、どんなだろう? 宇宙船のトイレは、どうなっているの?
宇宙飛行士になる方法から、訓練の内容、ミッションまでをくわしく紹介! まるで、じぶんが宇宙飛行士になってロケットに乗って出発し、無重力空間を体験して地球へ帰還するような気分を味わえる1冊です。 出発前の宇宙飛行士がユーリ・ガガーリンのげんをかつぐことや、無重力空間ではからいチリソースを食べたくなることなど、読むとだれかに話したくなるような宇宙飛行士の小ネタもたくさん! 「重力」や「ロケットの軌道」など、科学の話もわかりやすく紹介します。宇宙飛行士になりたい人、そのミッションを助ける仕事をしたい人におすすめの楽しい作品です。イギリスの王立協会科学図書賞ジュニア部門ノミネート。
イラストが外国の絵本っぽくて、何だか人類はみんな地球上の同じ仲間なんだな〜というのを改めて感じました。
宇宙や宇宙飛行士に興味を持った小学生のお子さんにはとても楽しく面白い1冊に思います。
監訳が、竹内薫氏というのにも、大変惹かれ開いた次第です。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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