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1948年12月10日の「世界人権宣言」採択から70年。世界はいまだこの規範を満たせずにいる。 宣言の内容と重要性を、そして今の世界を見つめなおすための写真絵本。
本書は子どもに向けて噛みくだいた訳文とコラム、フォトジャーナリスト渋谷敦志さんの写真で構成されている。巻末には外務省によるの訳文も掲載。
何を当たり前のことを…?と言えるような言葉がならんでいるのに、そこにうつる写真は、当たり前じゃない世の中があることを伝えています。
写真を見るだけだとだとわからない世界の状況、背景も、最後に撮影者の「撮影ノート」の部分で伝えてくれています。
なるほど…確かに…。そうなのか…と、小さな文字を読んで知ったことや感じたことを、写真を見ながらもう一度子どもと一緒に見ていくと、世界の状況を親子で学ぶことができました。
早く、世界中の人がこの宣言を「当たり前やん」と思える世の中になってほしいと、切に思いました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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