数々のロングセラー絵本を世に送り出してきた絵本編集者 松居 直が「赤ちゃん」「絵本」「言葉」について語ります。
第一章 言葉とは何か 母からもらった、生命を支える「言葉」/言葉とは「人間の気持ち」/心に深く刻まれた「子守唄」と「言葉」/絵本は「心のへその緒」/子どもの言葉は聞き覚え/遊びが五感を働かせる
第二章 共に居るということ 声の言葉と機械の言葉/読み手の声が心に残る/手を使って本を見る/言葉の世界を、手をつないで旅するように/絵本は子どもに読んでやるもの
第三章 ブックスタートについて 家庭に気持ちの通じる言葉を/「お母さんの幸せ」のために力を尽くす/日本のブックスタートをつくる/さらなる本質的な広がりのために
私を絵本の世界に導いてくださった松居直さんの講演・発言集です。
題名そのものですが、親子をつなぐ絵本について語られています。
松居さんの言葉で印象的なのは、実体験に基づいているということです。
自身の子ども時代の体験、子育てでの気づき。
それだけにとても説得力があります。
そして、キーワードは、ブックスタート。
多くの親子が、その恩恵を受けますように。 (レイラさん 50代・ママ )
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